油屋町の紹介
油屋町は、県庁から浜町を通ってつづく国道324号線が町を貫いて郊外へとのびる旧踊町の内、いちばん南に位置する町で、1番から6番までの街区で構成されています。
(昭和41年からは旧八坂町の1部を加えた街区となっていますが、踊町は昔のままの街区で出場しています)
昔はその名の通り油屋がならび、市中の油販売の権利一切を油屋町が持っていたと言われていますが、現在は、衣料品店や食料品店の建ち並ぶ商店街となっています。
また、マンションも増えてきたおかげで、人口もふえて賑やかな町となりました。
最寄りの駅は>
長崎電気軌道 > [崇福寺]、[思案橋]
長崎バス > [崇福寺入口]、[思案橋]
油屋町の傘鉾
油屋町の傘鉾は、お茶の貿易で有名な「大浦慶」が寄贈したものと言われています。
江戸後期頃に作られたものと思われ、箱書きに「嘉永三年(1850年)」の文字があります。
嘉永三年は、ちょうどお慶がお茶の輸出を手掛けようとしていた頃ですが、おそらく、大浦家の一手持ちで作られたものと思われます。
傘鉾の飾りがお茶席の床の間飾りになっているのもお慶さんを思い浮かべる意匠ではないでしょうか。
<傘鉾飾り>
畳の上に三方を置き、熨斗を献上する意匠となっており、その熨斗が落ちない様に宝玉で押さえてあります。
<垂れ>
(前日) 深紅の塩瀬に波と朝日をあしらう。(平成18年旧意匠のまま新調)
(後日) 緑地の塩瀬に金糸にて三社紋を刺繍したもの。
